約 3,158,095 件
https://w.atwiki.jp/yaruonw/pages/128.html
. - ─── - .. 、 ,. ´ \ / \ / ハ , ′ _____ 、 '. / / , -v' 1 '. ,′ ,'__ x≠r⌒ト--| i l l ! ∠ ゝ-- ′ ' ∧ ! | ! | l { l | l ハ |三三三三三三! ≧| ! | l‐l |- 、 斗一1‐'l | '; x===x 、 / x===x /! ! '; | ノ |、 / | | } ト、| / \ / l / l l l / ', l ,′ | i | ! / - - ', i / ∨} ! ,′ { ,、_|ヘ ト、 ー ==== -' ノ /| |` く ∨ } ! }\  ̄ ̄ /{、 リ l \ ' . 1 |__ 、\ / / ト/' 、 '. '.Ⅴ'く `ー─一´ ′r!、\ \ i ヘ ヘ 、\ / }-' } l─- 、 | , ヘ、\ \ / / | | \ | '. \ 丶、ゝ-{_}- 7- ´ _ / ノ \ l l \ ー 、 / - ´ ,ィ´ / \ ∧ ト、 ≧、______/ / '. ─────────────────────────────────────────────── 【うちはイタチ】:このサスケ亭の店主、うちはイタチだ。 ─────────────────────────────────────────────── 【うちはイタチ(異世界)】 ゲーム内でのクラスは、【シノビ】 期間限定の【超・ミックスフレーバー】という不味いジュースを無料で配っていた。ちなみに自慢は、ノンアルコールのバタービールとアイスクリーム。ミックスジュースはネタ。 課金ガチャで一等当たったから、その金でNPCから店を買い取った。やる夫たちには、マスターとか店主と呼ばせている。(灯には、店主と呼ぶよう頼んでいる) 売上のゲームマネーをリアルマネーに換金して、サスケの学費を課税でいる。レートは1万金貨=1円(元は10万=1円だったのを運営と交渉した結果、ここまで引き下げて貰った) エルメェスに借りがあり、その清算でやる夫達のバックアップをしてくれた。ついでに女性に正しい返答をするべきだと教えてくれた(正しく返答すると好感度が5上がるようになった)。
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1048.html
異世界のウィッチ3・その3 ――――――――――――数日後・俺の部屋 ・・・扶桑刀の手入れをしながら、俺は考え事をしていた。 あの戦闘の後、『また誰かが召喚された』件についてミーナに報告したら、 『軍の上層部が関わっているかも』ということで、上層部に呼び出された際についでに尋ねてきてもらったが・・・ 偉いおっさん達は驚いた様子で、『こちらも調べてみよう』と答えたそうだ。 ・・・上層部は関係ないのか・・・ ちなみになぜミーナが上層部を疑ったのか、理由を尋ねてみたのだが・・・ なんでも、以前こいつらがブリタニア(・・・リーネの故郷だっけ?)で戦っていたときに、 そこでの上官だった、マロニーとかいう鍋に入れて食えそうな名前のおっさんが、 ネウロイの力を利用した兵器・・・ウォーロックだかを作成したことがあるから、 今回も秘密裏に何かやったのでは?・・・と思ったとのことらしい。 そのウォーロックはどうなったんだ?と訊いてみたら、・・・逆にネウロイの力に乗っ取られて暴走したらしい。 まあ、それはともかく・・・ 俺「・・・」 つまり、軍とは関係のないところで召喚が行われた、ということか。 ・・・まあ、俺にとっては、軍が関わっていようと国が関わっていようと、 どうしても見逃せない問題であるということは確かだ。・・・この世界において、人為的な召喚の『鍵』は俺の力以外にありえない。 ・・・何から俺の力を得たのかはわからないし、俺の知らないところで召喚が行われたのだが、 なんにしても・・・俺の力を利用されたのだから、俺にも召喚の責任がある。 俺「・・・」グッ この世界の人間は、自分の欲望のためなら、別の世界まで利用するっていうのか・・・ ・・・俺は、そんなことをしてもらうために、戦っていたわけじゃないのに・・・ ・・・ ・・・ネウロイも、同じことをしたな・・・ ・・・ ・・・人も、ネウロイも・・・同じようなもの、なのか・・・ ・・・ 俺「・・・何考えてんだ」ポツリ 浮かんできた考えを振り払う。 俺はこの世界の人間を守るために戦ってるはずなんだ。 ・・・でも・・・ 俺「・・・」 ・・・そんな奴ら、守る価値はあるんだろうか・・・ ・・・ ・・・守るべき、なのだろうか・・・? ・・・召喚だなんて、人の運命を弄ぶことを、自分達の欲望のために行う奴らを・・・ 俺「・・・」 ・・・召喚された人は、今何を思っているのだろうか・・・? 初めの頃の俺のように、帰りたいと思っているだろうか・・・? ・・・もしそう思っているのならば・・・俺は、その人を帰さなければならない。何を犠牲にしてでも。 俺「・・・クソッ」 ・・・俺があのときに帰っていれば・・・ネウロイの誘いに乗っていれば・・・ こんなことにはならなかったんだ・・・ 俺が・・・ コンコン 部屋のドアがノックされた。・・・この時間帯に俺に用ってことは・・・ 俺は刀を鞘に納めて、腰に携えてから、言った。 俺「何だ?」 「俺さん、坂本さんが『訓練するから外に来い』って言ってました」 宮藤の声だ。 俺「・・・」 ・・・気を紛らわすことができるかもな。 俺「りょーかい・・・」 ・・・ ・・ ・ ――――――――― 基地周りを10周せよ、か。・・・初めの頃は、体育の授業の持久走を思い出して物凄くイヤだったのだが、 俺「ふぅー・・・」 今の俺にとっては「いつものこと」として済ませられるレベルのことになってしまった。・・・慣れとは恐ろしいものだ。 坂本「ふーむ・・・流石だな。宮藤達をここまで遅れさせて終了とは」 膝に手を置いてうなだれる俺に坂本が言う。 俺「・・・このくらい、できなきゃ、情けないからさ・・・」ハァハァ 坂本「・・・ふっ、はっはっはっはっは!言うようになったな、俺!」 俺「うっせぇ・・・」ハァハァ 坂本「・・・よし!」 俺「・・・」ハァハァ またなんか思いついたのか・・・? 坂本「俺、刀は持ってきているな?宮藤達が走り終えたら、射撃訓練に移る前に一試合しないか?」 え・・・ 俺「えぇ~・・・」 坂本「なんだその反応は?」 俺「俺があんたに勝ったことないってこと、わかってるくせに・・・」 坂本とは、お互い剣の道を歩んだ者同士として、稽古の他にもしょっちゅう試合をしていたのだが、 俺は坂本に一度も勝ったことはなかった。・・・大体にしろ、真剣でやろうってのが間違いなんだよ。怖すぎだろ。 坂本「む?今日こそお前が勝つかもしれないではないか」 俺「いつもいつもそう言われて試合して、そんで俺は負けてきたんだよ」 坂本「・・・はっはっはっはっは!」 俺「・・・ったく、あんたは・・・」 坂本「私は、お前が成長した部分が口だけではないというところを見たかったのだが」 ・・・ 俺「・・・」 坂本「・・・」 俺「・・・」 坂本「・・・」 俺「・・・今日こそ勝つ」スッ 膝から手を離して俺は言う。 坂本「・・・はっはっはっ!それでこそ扶桑男児だ!」 俺「・・・俺は日本男児だ」 坂本「ん?同じようなものだろう?」 俺「・・・」 ・・・そうかもしれない。 俺「・・・そうかもな」 坂本「・・・ふっ」 ・・・ ・・・ ・・・ 宮藤「はっ、はぁ・・・」ハァハァ リーネ「おっ、俺さん・・・速い、です・・・」ハァハァ あ、ようやく宮藤とリーネとペリーヌが走り終わったのか。 ・・・ペリーヌが俺のところに寄ってくる。 ペリーヌ「お、俺さん・・・?」ハァハァ 俺「ん」 ペリーヌ「少佐と、何を・・・お、お話に、なられていたの、ですか・・・?」ハァハァ 俺「・・・また久しぶりに一試合するぞって」 「「「!」」」 宮藤「またお二人の試合が見られるんですか!?」パァッ 俺「宮藤、お前なんで楽しそうな顔してんだよ?俺いっつも負けてるっつーのに」 宮藤「でも、試合をしてる時の俺さんはかっこいいってみんな言ってますよ?」 俺「聞いたことねえよ」 リーネ「・・・確かに、俺さんのいるところでは言っていませんでしたからね」 俺「・・・」 宮藤「サーニャちゃんが夢中になっちゃうのもわかる、って」 ・・・ 俺「・・・なんでそこでサーニャの名前が出てくるんだよ?///」 ペリーヌ「あら?何を言っていますの?」 俺「わざわざ名前出す意味がわかんねえよ///」 リーネ「俺さんが相手だからこそ名前を出す意味があると思いますが・・・」 宮藤「その理由は俺さん自身がよくわかってると思いますよ~?」 こいつら・・・ 俺「わかんねえy・・・」 わかんねえよ死ね、と言おうとしたその時・・・ ドクンッ ! 俺「・・・!?」 坂本「・・・む?」 ・・・またこの感覚・・・ ペリーヌ「・・・俺さん?どうなさいました?」 ・・・近い・・・ だけど、・・・これは、なんだ? リーネ「・・・あ!」 宮藤「俺さん、もしかして・・・」 ・・・何か、違和感がある・・・異世界の魔力とは、どこか違う感じが・・・ 俺「・・・っ」チャキッ ・・・違和感があろうと、俺が感知できるということは異世界の魔力であることに変わりない。行かなければ。 俺「くっ!」ダッ 壁に立てかけておいた刀を持って、俺は感覚のするほうへ走った。 宮藤「俺さん!?異世界の人が、ここに来たんですか!?」 背後の声を、俺は気にも留めなかった。 ――――――――――― ミーナ「・・・どちらさまでしょうか?」 「女と申します。・・・」 ミーナ「・・・なにか、御用でしょうか?」 女「・・・」 ミーナ「・・・?」 タッタッタッタッ・・・ 俺「・・・っ!」 ・・・この人、か・・・ 女「・・・」ジッ 俺「ハァ・・・ハァ・・・」 ミーナ「・・・俺さん?・・・」 ミーナが不思議そうな顔で俺を見る。・・・タイミングよく来すぎだ、とでも思っているだろうか? まあ、それはともかく・・・ 俺「・・・あんたは・・・」ハァハァ 俺は、目の前の女性を見る。 ミーナ「・・・まさか」 ミーナが、俺の様子から目の前の女性の事情を察したようだ。 女「所詮、この世界の人間に私達の苦しみはわかりませんよ。そうですよね、俺さん?」 ・・・苦しみ。 俺「・・・俺は・・・」 タッタッタッタッタ・・・ 坂本「俺!」 宮藤「はぁ、はぁ・・・」 リーネ「お、俺さん・・・」 ペリーヌ「まさか、その女性が・・・」 女「・・・」 俺「・・・」 お仲間ですか? ・・・ああ そうですか・・・ コツコツコツコツ・・・ エーリカ「何してんの?」 ゲルト「ミーナ、その女性は?」 シャーリー「お客さんか?」 ルッキ(おっぱいはふつーだ・・・) エイラ「サーニャ、どうしたンダ?眠くないか?」 サーニャ「・・・俺さんみたいな気配がするの・・・」 エイラ「エ?」 ・・・みんな・・・ 女「皆さん、おそろいですか。さて、どこから話したものでしょうか・・・」 異世界のウィッチ3・その5
https://w.atwiki.jp/isekaikouryu/pages/2089.html
異世界に入って感化されるのも納得する環境だった。国柄ある現場の空気が伝わってくる -- (名無しさん) 2014-08-24 16 52 25 異世界の生活って体育会系だよね -- (名無しさん) 2014-08-25 22 30 22 種族を越えたソウルな繋がりっていいな -- (名無しさん) 2014-08-29 22 21 47
https://w.atwiki.jp/narou_matome/pages/108.html
書籍情報 あらすじ 既刊一覧 関連リンク 書籍情報 タイトル ライオットグラスパー 〜異世界でスキル盗ってます〜 著者 飛鳥けい イラスト どっこい 出版社 KADOKAWA/メディアファクトリー レーベル MFブックス Nコード N6530BK 連載開始 2012年 11月11日 あらすじ 「やっべえよっ!隠しスキルきたこれっ」現世で事故死してしまった主人公のアガツマセイジ。死後の転生先を剣と魔法の異世界に決めた彼は、ライオットグラスパー(盗賊の神技)というチート技を習得し、新天地で降り立った。他者の有能なスキルを盗み取る——ライオットグラスパーの力を使って、セイジは己を強化して行く。さらには獣耳の少女との新たな出会いが彼に転機を与えて……!?魔物はもちろん、街の乱暴者——時には仲間からもスキルを奪い取り、セイジは大切なものを守る為に戦い抜く。"スキルを盗る"という行為を通じて100%の自分を目指すセイジの成長物語! 既刊一覧 タイトル 発売日 分類 ISBN 値段 詳細ページ ストア ランキングデータ ライオットグラスパー 1 〜異世界でスキル盗ってます〜 2013年 08月23日 一般書 978-4-8401-5274-7 1,200円 MFブックス Amazon B☆W 書籍データ ライオットグラスパー 2 〜異世界でスキル盗ってます〜 2014年 01月24日 一般書 978-4-04-066221-3 1,200円 MFブックス Amazon B☆W 書籍データ ライオットグラスパー 3 〜異世界でスキル盗ってます〜 2014年 11月25日 一般書 978-4-04-067179-6 1,200円 MFブックス Amazon B☆W 書籍データ ライオットグラスパー 4 〜異世界でスキル盗ってます〜 2015年 05月25日 一般書 978-4-04-067665-4 1,200円 MFブックス Amazon B☆W 書籍データ ライオットグラスパー 5 〜異世界でスキル盗ってます〜 2016年 05月25日 一般書 978-4-04-068119-1 1,200円 MFブックス Amazon B☆W 書籍データ 関連リンク Web版 「ライオットグラスパー 〜異世界でスキル盗ってます〜」
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/27741.html
異世界転生スイッチ・超動 R 水/火文明 (3) 呪文 ■自分のクリーチャーを1体、破壊する。そうした場合、次に召喚するクリーチャーの召喚コストを、破壊したクリーチャーが持つコストの分まで少なくする。ただし、コストは1より少なくならず、かつそのクリーチャーの持つ文明の数より少なくならない。 作者:宇和島 転生スイッチ(物理) フレーバーテキスト 魔力充填完了、座標指定完了、転送陣展開完了…鋼鉄の大猪(トラック)があなたの新たな旅路をご案内します。「いってらっしゃいませ。ご主人様」 収録 DMTend-09 「虹魔界物語 第一章 ジュエル・マスターの進撃」 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/500.html
異世界のウィッチ3・その5 ルッキ「・・・俺。どーするの?」 俺「・・・俺は・・・」 ・・・女さんを、助けたい。何を犠牲にしてでも・・・ 女「・・・あなた達は既にご存知とは思いますが・・・この地にいる、ネウロイ、でしたっけ? その生き物の力が弱まってきているのでしょう?」 ミーナ「・・・ええ」 女「あなた達にとってはチャンスなのでしょうが、この機を逃す手はないというのは私も同じです」 シャーリー「・・・?」 女「俺さん。あなた以外にも、私達の世界から女の子がこの世界に連れてこられたそうですね」 俺「・・・」 エーリカ「・・・あの子は、ネウロイに召喚されて・・・私達と戦わせられたんだ」 女「・・・俺さん。あなたは、その女の子と魔力を使って会話したでしょう」 ・・・こんな風に ・・・ああ 女「不思議に思いませんでしたか?」 俺「え?」 女「ネウロイの力に支配されたはずの女の子が、ずっと人間としての意思を、理性を保っていたことを」 ・・・そういえば、ネウロイの力に支配された戦闘機械(ウォーロック)は、暴走したんだっけ・・・ 俺「・・・なんで、あの子は理性を保ってたのか・・・?」 女「理由はわかりませんが、我々はネウロイに取り込まれても支配されずに自分の意思を持てるようですね」 ・・・俺たちは、ネウロイと同じ怪異だからか? さあ?どうでしょうね ・・・ 俺「・・・」 シャーリー「・・・それが、どうしたっていうんだ?」 女「つまり、私が逆にネウロイを支配できる可能性がある、ということです」 『・・・!』 俺「・・・それと、二つの世界を繋ぐことがどう関わるんだ」 女「繋ぐ、というのは正しい表現ではないと思います。正しくは『二つの世界を一つにする』です」 サーニャ「・・・一つに・・・?」 俺「どういうことだ」 女「この世界を破壊するということです」 『!?』 俺「・・・」 女「私を縛る鎖の根元であるこの世界を破壊すれば、私達を・・・異世界の人間を縛るものはなくなります。 だから、きっと帰れるはずです。あなたも一緒にね」 俺「・・・」 俺も一緒に・・・ 女「ネウロイの力が弱まっている今であれば、異世界の魔力によってコアを乗っ取り、 意のままに操ることができるでしょう。そして、あらゆる物を破壊し、あらゆる攻撃を跳ね返す無敵の軍を作り上げることができます。 それがあれば、容易いことです」 シャーリー「ちょ、ちょっと・・・その、待ってくれ!」 女「なんでしょう?」 シャーリー「今、なんて言った!?」 女「この世界を破壊します」 エイラ「・・・そんなとんでもないこと、簡単そうに言わないでクレヨ!世界の破壊!?私達はどうなるンダよ!?」 女「死にますね」 『!!』 エイラ「・・・だから!」 女「いくら罵倒していただいても構いません。なんと言われようと、 元の世界へ帰還するためならばそれも受け入れます。貴女たちにとってはこの世界が全てなのでしょうから、 そういう反応をすることも納得できますし、気の毒にも思います。ですが、 私にとっては、向こうの世界こそが全てなのです。ゆえに、この世界のことなどどうでもいいことです」 『・・・』 女「貴女たちにはこの気持ちをわかっていただけなくても結構です。と言うより、わかるとは思えません。 しかし、俺さんになら、わかっていただけると私は思っています」 サーニャ「・・・俺さん」 俺「・・・」 女「さあ、あなたの持つその刀を、私の手に」スッ 俺「・・・え?」 女「私は不完全な力しか持っていませんが、あなたの魔力を込めた刀を手渡していただければ、 私の魔力に欠けている部分を補うことができ、疑似的にですが私は完全な力を手にすることができます。 不完全な力では、ネウロイを支配するのには心もとないですし、 ・・・弱まっているとはいえ、ネウロイは随分とあなた達を苦しめてきたようですからね。逆に私の身が破滅してしまうかもしれませんから」 俺「・・・」 リーネ「俺さん!?」 ペリーヌ「お、お待ちくださいまし!今ここで結論を出すのですか!?」 女「最終作戦が迫ってきているのでしょう?」 『!』 ミーナ「・・・どうして、そのことを」 女「俺さんの記憶を読ませていただきました。・・・その作戦を発動されては、困りますからね。 結論は、今でなくてはなりません。・・・今しかないのです」 俺「・・・」 ・・・俺にはわかる。痛いほどに。目の前の女性の気持ちが、わかる。異世界の魔力の影響だけじゃない。 ・・・俺も同じ苦しみを、絶望を経験したのだから。どれほど辛いものなのか、俺にはわかる。 それに、・・・女さんには・・・ ・・・ だから、助けたい。目の前の女性を。 ・・・でも・・・俺は、どうすればいいんだろう? この選択次第では、俺の名が後世に刻まれるかもしれないんだ。 ただし、英雄としてではない。人類を破滅の渕に追いやった裏切り者として・・・ だけど、それは人類が生存していればの話だ。世界が破壊されてしまえば、歴史なんてそこで途切れてしまう。 ・・・それに、今の俺にとっては、この世界はそれほど守りたいものでもなくなっている。 この世界が滅びれば、俺の世界の人がこの世界の勝手な事情で運命を弄ばれることもなくなる。 そして、女さんを救えるのは俺しかいない。それに、・・・女さんを助けて世界が滅びても、俺だけは助かる。 向こうの世界で平穏に・・・平和に生きることができる。・・・ならば。 答えは、 一つだ。 ・・・ 『俺さん』 ・・・ ・・・すまない、サーニャ、みんな・・・俺は・・・ ピョコンッ ゲルト「まさか」 異世界の人間として・・・ フオォォオォォン エーリカ「俺!」 ・・・女さんを、救わなくちゃならない・・・ 俺「・・・」 スッ 俺は、紫色の光を宿した扶桑刀を、鞘ごと、女さんに手渡した。 サーニャ「・・・!」 エイラ「なッ・・・」 宮藤「あ・・・」 シャーリー「・・・っ!?」 俺「・・・」 ピョコンッ ・・・犬耳の生えた女さんの身体を、少し青色が混じった紫色の光が包むのを見た。 女「ありがとうございます、俺さん」 俺「・・・」 女「本当にありがとう。・・・五日後に、また会いましょう。 そして、私と共に元の世界へ帰還しましょう」スッ そう言って、女さんは消えた。 シャーリー「えっ・・・?」 坂本「・・・消えた・・・」 ・・・転移シールドの応用ってところか。 ルッキ「俺・・・どうして?」 俺「・・・」 ルッキ「ねえ・・・どうして」 俺「お前たちには、わからないさ」 リーネ「・・・そんなこと」 ・・・俺の中に、この世界に来てからまだ間もない頃の感情が蘇ってきた。 俺「ないとでも言うつもりか!?」 リーネ「っ!?」ビクッ 俺「ふざけるな、お前達にわかるわけないだろ!そうさ、女さんの言った通りだよ! お前たちには、俺たち異界の人間の気持ちなんて、これっぽっちもわかりはしないさ! わけもわからずに見知らぬ世界に呼び出されて、 それで自分達の望む力があるはずだから経験が無かったとしても命を賭けて戦えって、 それが嫌なら見知らぬ土地で勝手に野垂れ死ねって迫られたんだぞ! それがどれほど不安だったか、怖かったのか、わかるのか!?」 ミーナ「・・・」 ・・・ エイラ「・・・やっていいことと悪いことの分別くらいつけろヨ!」 俺「そう言うだろうと思ったよ・・・ お前達はこう言いたいんだろう!?たった2人の勝手でこの世界を滅ぼすようなことをするなって! けどな、だったらあの人は、俺はどうすればいい!? 女さんに、どうしようもない不安と憤りを感じながら、この世界で一人で生きていけっていうのか!? 俺に、女さんを見捨てろっていうのか!?」 エイラ「・・・う・・・」 俺「絶望の中で過ごさなきゃならない日々がどれほど辛いものなのか、俺にしかわからないことなんだからな!」 ミーナ「・・・」 坂本「・・・だから、女さんに協力したのか」 俺「そうさ!」 坂本「そうか」 ・・・ 坂本「お前がそう思うのなら、仕方あるまいな」 俺「え・・・」 ・・・ 坂本「・・・さてと、試合をするんだったな。俺。予備の刀はまだある。取って来い」 ・・・ 俺「・・・遠慮する」 坂本「何故だ?」 俺「気分じゃない」 坂本「そうか・・・ならば、今日はやめておくか」 俺「・・・」 坂本「ほら、宮藤、リーネ、ペリーヌ、お前達は射撃訓練だ。行くぞ」スタスタ 宮藤「・・・坂本さん?」 リーネ「は、はい・・・」テクテク ペリーヌ「しょ、少佐!お待ちください!」タッタッタッタッ ・・・ 俺「・・・」 ゲルト「・・・俺、話がある。私とハルトマンの部屋へ来い」 俺「断る」 ゲルト「ほう?何故だ?」 俺「気分じゃない」 ゲルト「・・・これは上官命令だ。私達の部屋へ来い」 俺「断る」 ゲルト「上官命令だぞ」 俺「知ったことじゃない」 ゲルト「・・・貴様!」グッ ガシッ ゲルト「・・・!?」 シャーリー「よせよ、バルクホルン」 ゲルト「リベリアン・・・お前は!」 ミーナ「・・・俺軍曹」 俺「なんだよ」 ミーナ「あなたは今日一日、自由行動とします」 俺「・・・」 ゲルト「ミーナ!?」 ・・・部屋に戻るか。 スタスタ サーニャ「・・・俺さん」 俺「・・・っ」 スタスタ 「・・・ひねくれてた俺に逆戻り、か」 風に乗って、ハルトマンの声が俺の耳に届いた。 俺「・・・」 ・・・ ・・ ・ 異世界のウィッチ3・その7
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/34181.html
登録日:2016/04/16 Sat 11 27 48 更新日:2024/05/19 Sun 01 29 42NEW! 所要時間:約 26 分で読めます ▽タグ一覧 16年春アニメ 2012年 20年夏アニメ 21年冬アニメ MF文庫J Re ゼロから始める異世界生活 WHITE FOX web小説 アニメ アニメ化 ギスギスシーン多し タイムリープ パチンコ化 ライトノベル リゼロ ループ ループもの 大塚真一郎 小説家になろう 死に戻り 異世界 異世界かるてっと 異世界もの 長月達平 鬱展開多し 鼠色猫 たとえ君が忘れていても、俺は君を忘れない。 ◇概要 『Re ゼロから始める異世界生活』は、長月達平によるライトノベル。 イラストは大塚真一郎が担当している。 MF文庫Jより刊行。 ◇あらすじ コンビニ帰りの高校生の菜月昴がふと気がつくとそこはまるでファンタジー小説のような異世界であった。 しかし、異世界に迷い込んだ彼に特殊な能力など何もなく、早々にチンピラたちに絡まれ、タコ殴りにされてしまう。 そこを救ってくれたのは、謎の銀髪美少女サテラであった。 ◇登場人物 ◆ナツキ・スバル(菜月昴) 声 - 小林裕介 主人公の少年。コンビニ帰りにジャージ姿で異世界へ召喚される。 若干引きこもり気味で、学校もサボりがちだった。 自称コミュ力0の引きこもり。 異世界には来たものの、特に強くなったわけでもなく、ナイフを持ったチンピラにも絡まれても何もできない始末。 窮地を救ってくれた少女サテラと仲良くなり、助けてもらったお礼に彼女が盗まれたという“徽章”を一緒に探すことになる。 やがて、つかんだ手がかりをもとに貧民街の盗品蔵を訪れるが、そこで何者かに襲われ、命を落とす。 ◆サテラ 声 - 高橋李依 スバルを助けた銀髪の少女。 精霊のパックを連れた精霊使いで、氷の魔法を得意とする。 超がつくほどのお人好しで面倒見がよいが本人はそれを頑なに認めようとしない。 盗まれた“徽章”を探している。 スバルと共に盗品蔵を訪れ、彼と同じく命を落とす。 ◆パック 声 - 内山夕実 小さな猫の姿をした精霊で、サテラのお供。 大きさは自由に変えられる。 強い力を持つが、夜は行動できず、サテラを助けることはできなかった。 ◆トン・チン・カン 声 - 山本格(トン)、室元気(チン)、山下大輝(カン) 街中でスバルに絡んだチンピラ三人組。刃物を持ち歩いている。 サテラに追い払われる。 追記・修正は何者かに殺されてからお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 「──どうしたよ、兄ちゃん。急に呆けた面して」 「は──?」 「え? え? ───どゆこと?」 ◇概要 『Re ゼロから始める異世界生活』は、長月達平によるライトノベル。 イラストは大塚真一郎が担当している。 MF文庫Jより刊行。 ◇あらすじ 貧民街で何者かに殺された菜月昴がふと気がつくと、そこは元の商店街であった。 何が起きたのか理解できないスバルは、ひとまず惨劇のあった貧民街の盗品蔵に向かうことにする。 ◇登場人物 ◆ナツキ・スバル(菜月昴) 声 - 小林裕介 主人公の少年。コンビニ帰りにジャージ姿で異世界へ召喚される。 実はそこそこ鍛えており、身体能力もそこそこ高く、相手が素手であればチンピラ相手にも引けを取らないくらいには腕っぷしは立つ。 貧民街の盗品蔵を訪れ、盗品蔵の主のロム爺立会いのもと、徽章を盗んだ張本人であるフェルトとフェルトに盗みを依頼したエルザを相手にした交渉する。 その結果、徽章を取り戻すことに成功するが、自身の失言がきっかけとなって態度を豹変させたエルザにククリナイフで腹を切り裂かれ、命を落とす。 ◆トン・チン・カン 声 - 山本格(トン)、室元気(チン)、山下大輝(カン) 街中でスバルに絡んだチンピラ三人組。今回は刃物は使わない。 実は素手のケンカはそこまで強くなかった。 不意を打たれてスバルに伸される。 ◆ロム爺 声 - 麦人 貧民街で盗品などの買取や販売、交渉などを取り扱っている店、「盗品蔵」を取り仕切っている老人。巨人族。 フェルトが幼いころから何かと面倒を見ており、彼女の親代わりのようなもの。 粗暴そうな見た目に反して目が効く。 態度を豹変させたエルザを相手に棍棒で立ち向かうが敵わず、のどを引き裂かれて殺される。 ◆フェルト 声 - 赤﨑千夏 貧民街に暮らす小柄な金髪の少女。 スリなどを行っており、金をもらえば盗みの依頼も引き受ける。 エルザに依頼され、サテラから徽章を盗んだ張本人。 風の魔法でエルザに対抗するが、全く歯が立たずに返り討ちに会い、死亡する。 ◆エルザ・グランヒルテ 声 - 能登麻美子 フェルトにサテラから徽章を盗むよう依頼した人物。妖艶な女性。 交渉の末、一度は徽章をスバルに渡すことを認めたが、「徽章を元の持ち主に返す」とスバルが口を滑らせたことで態度を豹変させ、 スバル、ロム爺、フェルトの3人を惨殺する。 追記・修正は謎の女性に切り殺されてからお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 「──兄ちゃん、ボーっとしてんなよ。」 「もう、わけわっかんねぇ……」 ◇概要 『Re ゼロから始める異世界生活』は、長月達平によるライトノベル。 イラストは大塚真一郎が担当している。 MF文庫Jより刊行。 ◇あらすじ 盗品蔵でエルザに腹を引き裂かれて殺された菜月昴がふと気がつくと、そこは元の商店街であった。 何が起きたのか理解できないスバルは、歩いているサテラを発見し、彼女を呼び止めるが、何故か彼女に強烈な敵意を向けられる。 路地へと去った彼女を追ったスバルの目の前に現れたのは3人のチンピラだった。 ◇登場人物 ◆ナツキ・スバル(菜月昴) 声 - 小林裕介 主人公の少年。コンビニ帰りにジャージ姿で異世界へ召喚される。 サテラを見つけて呼び止めるが、彼女に強烈な敵意を向けられてしまう。 彼女を追った先の路地で出くわしたチンピラたちにいきなりナイフで刺され、命を落とす。 そこそこ鍛えてはいたが、流石に武器を出した相手にはどうしようもなかった。 ◆サテラ(仮) 声 - 高橋李依 銀髪の少女。 サテラというのは本名ではなかったらしく、その名で呼んだスバルに強い敵意を向けた。 ◆トン・チン・カン 声 - 山本格(トン)、室元気(チン)、山下大輝(カン) 街中でスバルに絡んだチンピラ三人組。 実は頭に血が上りやすいたちで、カッとなった勢いでいきなり相手にナイフを突き立てるような危険人物であった。 追記・修正はチンピラに刺し殺されてからお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 「つまりこれはアレだな、信じ難い話だけど…」 「『死に戻り』ってやつか。」 ◇概要 『Re ゼロから始める異世界生活』は、MF文庫Jより刊行されているライトノベル。 作者は長月達平。イラストは大塚真一郎が担当している。 既刊46巻(本編33巻、短編集8巻、外伝5巻 2023年3月時点)。大体三ヶ月に1巻を目安に刊行されている。 公式略称は「リゼロ」。 もとは長月達平が鼠色猫のアカウント名で「小説家になろう」にて連載していたオンライン小説。 2014年1月から書籍化されたが、webの方も削除されておらず、今でも更新されているのでこの作品が気になっている人はweb版から読んでみるのもいいかもしれない。 書籍化にあたって一部文章が改訂されており、全体的に読みやすくなっている他、一部web版とは異なる展開となっている部分もある。 異世界転移ものだが、主人公のスバルが持つのは『死に戻り』の能力ただ一つ。俺TUEEEEなんてとても言えない。 いわゆるループもので、ファンタジー作品であるが、サスペンス要素も強い。 2015年「このWEB小説がすごい!」では第2位、 「このライトノベルがすごい!2017・ラノベ部門」でも第2位に輝いた。 シリーズの累計発行部数は1300万部となっている(2023年3月時点)。 ◇あらすじ 異世界に迷い込んだ普通の高校生、菜月昴が出会った美しい銀髪の少女。 彼女の力になりたくて、そばにいることを望んだスバル。 だが、彼女の背負う宿命は、スバルの想像を超えるものだった。 次々と襲い掛かる敵。裏切り。理不尽な暴力。─そして『死』。 無力な少年が手にしたのは、死して時間を巻き戻す唯一の能力『死に戻り』。 それは誰もが笑っていられる世界へと導く可能性──スバルの命と孤独を糧として。 彼女が傷つくのは見たくない。 そのためならどんな相手でも、どんな運命であろうとも、全部ねじ伏せる! 力を使えば過去は失われ、思い出すらも書き換えられる。 忘れられた思い出を一人秘め、ボロボロに傷つき、心をすり減らし、命を賭して─ ──それでもスバルは抗い続ける。 大切な人たちを守るために。 確かにあったはずのかけがえのない時間を、取り戻すために。 ───たとえ君が忘れていても、俺は君を忘れない。 ◇主な登場人物 ◆エミリア陣営 ◆ナツキ・スバル(菜月昴) 声 – 小林裕介 本作の主人公。17歳。 何の前触れもなく、コンビニの帰りに突如日本から異世界へと召喚される。 元の世界では高校生。若干引きこもり気味で、学校もサボりがちだった。 容姿は黒のオールバックに三白眼で、特別人目を引くほど不細工でも美形でもない、平凡な顔立ち。 自分は冷血漢な人間だと卑下しているが、実際には情に厚い性格で、割と熱血漢。 一方で、普段から少しウザいくらいテンションが高く、常日頃からふざけた態度や気取った態度をとることが多い。また、少々図々しいところがある。自身のテンションに周りがついていけず、気がついたら孤立していたタイプ。いわゆるアッパー系コミュ障。 かなり一途で、異世界にて救ってくれたエミリアに恋心をいだき、彼女のために奮闘する。 元剣道部で、普段からそこそこ鍛えていたため、チンピラに素手でケンカに勝つ程度の度胸と腕っ節は持っており、バック宙も決められたりと、元の世界基準で言えば身体能力は高い。 が、元の世界でも一流の天才やプロのレベルには及ばず、当人も認める半端者。上記のようにモブ相手でも武器持ちだとあっさりと殺される。常人より少し強い程度なので、この世界の腕利きやら獣やらと対峙しては死亡しまくる。なんならそのへんの行商人にすらケンカで負ける。 異世界にあった“魔法”に関しても才能なしの烙印を押されている。 頭の回転に関しても平凡よりは若干回る程度。異世界転移した身であるため仕方ないのだが、世界の常識に関しては全く無知。 そんな彼が唯一持つ能力は、死ぬと記憶を保ったまま、一定の場面まで舞い戻ってくる『死に戻り』の能力であり、この能力ただ一つを武器として、幾多の困難に立ち向かっていくこととなる。 はっきり言って「俺TUEEEE」どころか、「スバルが一体何をしたっていうんだ」と言いたくなるくらいひどい目に遭い続けている。 最初は甘かったり思慮が足らなかったりする面もあったが、幾多の死線を乗り越え、人間的に成長していく。 ◆エミリア 声 – 高橋李依 本作のメインヒロイン。 スバルに初めて会った時にはサテラと名乗っていた。 銀色の腰まで届く髪を持つハーフエルフの少女。瞳の色は紫紺。 髪型は日々変えている。 世情に疎いところがあり、それと生来の素直さが合わさって少々天然気味な女の子。 「すごく」を「すごーく」と強調する口癖があり、また、世情に疎い故かスバルに「今日び聞かない」と言われるような古い言い回しを使うことがある。 異世界の人々から恐れられている「嫉妬の魔女」と同じ外見を持つことからか偏見で見られるなどの辛い思いをしてきたと思われ、自分のことを卑下しがち。 超がつくほどのお人好しで、困った人を放っておけない面倒見がよい性格なのだが、上記の理由からそれは自分本位が先走った故と思っており、頑ななまでに自分の善行を認めようとしない。ある意味面倒臭い性格をしている。 火を司る大精霊パックと契約している精霊使い。熱量を操る魔法を得意としており、氷系統の魔法を好んで使う。 また、他の微精霊とも契約関係にあり、それ以外の系統の魔法も一通り扱うことができる。 実は物語の舞台であるルグニカ王国の王位継承権を持つ人間の一人であり、それゆえ多くの敵を持つ。 さらにアニメでは、物語の途中でスバルとケンカ(?)してる間、出番がレムに持ってかれたためか、次回予告で爆裂魔法を操る頭おかしい少女になってしまった。(中の人が同じで次回予告の台本もそのラノベ作家が書いたため。) ◆パック 声 – 内山夕実 エミリアと契約している大精霊。火を司るが、“熱量”を操れることから、氷系統の魔法も得意とする。 また、ある程度までなら人の心を読むことなどができる。 夜は精霊石の中で休む必要があるため、夜間は行動できない。 灰色の体毛をふさふさに生やした二足歩行の猫の姿をしているが、大きさは手のひらサイズから人間大まで自在に変えることができる。 かなりマイペースな性格。 エミリアの保護者同然の存在で、彼女を過保護なまでにかわいがっており、彼女に対して敵となるものには容赦がない。 また、エミリアが死亡した時には本来の姿・終末の獣となり、周囲を永久凍土へと変貌させる。 ◆ロズワール・L・メイザース 声 – 子安武人 ルグニカ王国の筆頭宮廷魔導士で、辺境伯の貴族。ルグニカ王国の王位継承権を持つ人間の一人であるエミリアの後ろ盾。 藍色の長髪を伸ばした、細身の男で、左右の目は青と黄色の色違いのオッドアイになっている。 王国有数の魔法使いで、六種類全ての魔法の属性に適性を持ち、いずれの魔法も万全に扱うことができる。 マナの扱い、威力、速度など全ての領域において王国の頂点に立っており、彼ひとりでひとつの軍隊に匹敵する戦力を持っていると認識されている。 一方で、常日頃から道化じみた格好とメイクを好んで身にまとう変わり者。常に手帳を持ち歩き、気に入った言葉をメモすることを趣味の一つとしているほか、間延びした独特のしゃべり方と、ふざけているとしか思えないような言動をする残念な人物でもある。 王都では亜人趣味の変態貴族で通っており、エミリアやスバルにも変態呼ばわりされている。 ラムには心酔されており、作中何度か彼女とただならぬ関係を結んでいることを示唆する描写も存在する。 彼の心情吐露を見る限り、決して人間味皆無の冷血漢の類ではない。しかし、その裏には一筋縄ではいかない何かを持つことも示唆されている。 実は、ラムの村が襲われた事件に関わっている。福音の予言が当たり続ける限りラムはロズワールにつき従い、福音の予言が外れたら逆に彼がラムに従うという契約を結ばせた。 ◆ラム 声 – 村川梨衣 ロズワール邸にて働く双子メイドの姉。双子の妹のレムとの息はぴったり。 桃色の髪をショートカットにして、垂らした前髪で左目を隠している。レムと比べると少し小柄。 ロズワールに忠実でぞっこん。妹のレムに対しても深い親愛の情を持っている。 しかしそれ以外の周囲の人物に対する態度は基本的に傲岸不遜で、特にスバルに対しては容赦のない毒舌をお見舞いする。 スバルを「バルス」というどこぞの呪文のようなあだ名で呼び、基本スバルには遠慮のない言動をぶつける。 しかし、彼が命懸けでレムと自分を助けようとし、その後にレムの長年のコンプレックスを解消したことで、 「レムを任せられる相手」という一種の信頼も彼に向けるようになった。 普段はレムと共に、メイドとしてロズワール邸の家事全般を担っている。 家事は苦手というわけではないが、家事全般の能力は妹のレムに劣っている。レムが不在の1ヶ月程度で屋敷がゴミ屋敷になったため苦手でないというのも怪しい 基本的にマイペースで、少し怠け癖があり、何かと隙を見つけては仕事をさぼっている。 ◆レム 声 – 水瀬いのり ロズワール邸にて働く双子メイドの妹。双子の姉のラムとの息はぴったり。 水色の髪をショートカットにし、垂らした前髪で右目を隠している。 姉のラムと容姿は瓜二つだが、ラムよりもわずかに胸が大きい。 姉のラムに強く依存しており、ロズワールにも忠実だが、それはラムが彼に心酔しているからである部分が大きい。 ラムと比べると口調こそ丁寧だが内容自体は失礼という、いわゆる慇懃無礼な言動を取ることが多い。姉同様、スバルには特に手厳しい。 料理、掃除、洗濯といった家事全般がすべて姉のラムよりも得意であり、現在のロズワール邸の機能維持は彼女が不可欠となっている。 サボりがちな姉よりも真面目で、職務にも忠実だが、その分少々短慮で先走りがちなところがある。 第2部終盤でスバルに幼い頃からのコンプレックスを解消されたことをきっかけに、彼に想いを寄せるようになる。 その愛情からくるレムの命懸けの献身は幾度となくスバルを救い、エミリアと同じくレムも、彼の心の支えになっていく。 作者の予定以上に動き回り、いつの間にかエミリアと並ぶヒロインポジションに収まったキャラクターで、読者人気も非常に高い。 作者曰く「初期のプロットの面影がほとんどない」ほど変わったキャラクターだという。 スバルに最も優しく、同時に最も厳しい人物。 ◆ベアトリス 声 – 新井里美 ロズワール邸の、禁書庫の司書を務める幼い少女。 常日頃から禁書庫の中で生活しており、食事の時以外は書庫から出てこない。 禁書庫の入り口は彼女の『扉渡り』の魔法で隠されているが、スバルはカンで禁書庫の扉を発見することができる。 容姿はクリーム色に近い淡い色合いの髪を長く伸ばし、縦ロールの形に編んだツインドリルテール。フリル付きのドレスを好んで着ている。 可憐な容姿に反して誰に対しても見下した態度で接しており、屋敷の主であるロズワールに対しても尊大な態度をとっている。一方で、パックのことは「にーちゃ」と呼んで強く慕っており、彼に対してだけは態度が違う。 魔法の実力は高く、回復魔法や空間魔法を使いこなす。 スバルとは馬は合うが気は合わない。 『実は、強欲の魔女』エキドナによって作られた人工精霊である。ロズワール邸が焼け落ちる際スバルに連れ出され契約する。 ◆オットー・スーウェン 声 - 天﨑滉平 灰色の髪をした行商人の青年。細身で温和な雰囲気の優男。 なにをしても結果がイマイチついてこない苦労人。非常にお人好しな性格で、助けを求められると拒めない。 本人は大商人を夢見ているがスバルたちにはその人の良すぎる性格から商人には向いていないと評されている。 『言霊の加護』をもち、あらゆる動物と会話し、意思疎通を図ることができる。 スバルとは行き掛かり上の出会いだったが、スバルの良き友人となる。 なしくずしにロズワール領の内政官にさせられた。 ◆パトラッシュ クルシュ陣営からエミリア陣営へと受け渡された漆黒の地竜。メス。 全ての地竜の祖とされるダイアナ種という種類であり、あらゆる環境に適応力を持っている。 何故かスバルにとてもなついており、スバルの窮地には一目散に駆け付ける。 ファンからはエミリア、レムに続くヒロインと冗談交じりに呼ばれている。 ◆ガーフィール・ティンゼル 声 – 岡本信彦 ロズワールが管理する「クレマルディの聖域」の顔役の青年。 実は14歳。 獣人の血を引いており、短気な性格。 ロズワールやラムとは長い付き合いで、ラムに惚れている一方でロズワールのことは嫌っている。 戦闘能力はかなり高く、作者によるとその実力はユリウスとほぼ互角。 スバルたちとは最初のループでの関係は比較的良好だった。しかしスバルが死に戻りをしたことで魔女の障気を漂わせるようになってからは態度を一変させ、4章の大きな障害の一つとしてスバルの前に立ちはだかる。 4章最終ループにて、スバル達との激しい戦闘を経て最後はスバル達と和解し、陣営の武官となる。 また、それ以降はスバルのことを大将と呼んで慕うようになった。 ◆フレデリカ・バウマン 声 – 名塚佳織 メイザース家メイド長。ラムやレムの先輩メイドにあたる。 ガーフィールの姉で彼と同じく獣人の血を引いており、戦闘能力もそれなりにある。また、その影響か女性としては背が高く、口元には牙が生えている。 物語開始の直前にロズワールの命で屋敷を空けていたが、4章にて帰還した。 「~ですわ」といったお嬢様口調で喋り、責任感が強く職務にも忠実。 ◆ペトラ・レイテ 声 - 高野麻里佳 赤の混じった茶色い髪をした少女。漫画・アニメ等では黄色の髪に赤のリボンカチューシャを着けている。 村の住民で、よく遊んでくれるスバルに懐いていた子供たちの一人。 自己中心的な部分があったが、スバルとの出会いや魔獣騒ぎを経て周囲の優しさに気づき、現在はほとんど見られない。 当初は、将来は都で服を作る仕事をしたいと夢を抱いていたが、後にロズワール家のメイド見習いとなる。 物覚えがよくフレデリカやラムに気に入られているが、好意を寄せているスバルの前では言葉遣いや態度が素に戻ってしまうことが多いため、たびたびからかいを交えた注意をされている。 ◆フェルト陣営 ◆フェルト 声 – 赤崎千夏 王都の貧民街育ちの浮浪少女。勝気な赤い目に金色の髪を持ち、髪はショートにしている。 悲惨な栄養状態にあったため、かなり小柄。八重歯がチャームポイント。 その生まれ故負けん気が強い性格で、金にがめつく、損得勘定にはうるさい。 普段は盗賊を生業に生活しており、エルザに依頼され、エミリアから王位継承権の証である徽章を盗んだ張本人。 風の魔法を操れるようで、それを用いて一気に屋根に跳び乗るなどの軽業じみた芸当が可能。 ロム爺は育ての親であり、彼のことを強く信頼している。 ◆ロム爺 声 – 麦人 王都の貧民街で、盗品蔵と呼ばれる盗品の商取引を専門に扱う建物を仕切っている老人。巨人族で筋肉質。棍棒を得物としている。 粗暴そうな見た目に反して目が効き、豊富な知識を持つ。 また、思慮深く、面倒見がいい性格であり、初対面のスバルに対しても親身に接した。 とある経緯で出会ったフェルトを孫のように溺愛しており、彼女の親代わりとなっている。 名前は似ているがラム・レムとは特に関係ない ◆ラインハルト・ヴァン・アストレア 声 – 中村悠一 王城の近衛隊の一員。燃えるような赤の頭髪に、空を映したような澄み切った青の瞳を持つ。 整った顔立ちはただの立ち姿ですら絵画の一枚であり、スバルも認める作中で一番の美男子。 『剣聖』の二つ名をもつルグニカ最強の騎士であり、王都でも知らぬものがいない有名人。 作者公認の作中最強キャラでありスバルが多少鍛えてる高校生レベルの強さとすれば、このラインハルトは最早ゴジラ。 投擲物による攻撃を無効化する『矢避けの加護』をはじめとした無数の加護の他、ただのチョップが名剣に勝る斬撃と化す身体能力(*1)を持ち、周囲のマナを独占して敵味方問わず魔法を使用不能にしたり、自動治癒能力があったり、憑依攻撃をあっさり弾いたり、一度限りの蘇生能力まであったり(*2)、望んだ加護が即座に与えられたりと 数え挙げればキリがない程の能力や加護を詰め込んでいる。 闇落ちルートにおけるスバル最大の敵。 最早次元が違い過ぎて、本気を出すと「もうコイツ一人で良いんじゃないかな」状態に必然的になる上に余波で味方も甚大な被害を蒙るため、鉄火場では出番が少ない。 一応、彼の携えている名剣は「相手が斬るに値する敵と剣が判断しなければ抜こうにも抜けない」という中々厄介な代物であったり、体質的な問題で魔法が使えない(使わないのではなく)という弱点もあるのだが、卓越した剣術と加護と身体能力でそれを補っているため、苦戦らしい苦戦はほとんどない。 その上、非常に強い正義感を持ち、誰に対しても馴れ馴れしい程に人当たりがよく、親しみやすい人柄の持ち主で、能力・人柄とも文句なしの英雄である。 傍から見る限りでは、一切の弱みの無い完全無欠の伝説的英雄である。が、その完全無欠さ故に、人間としてはいささか歪で不穏なものが首をもたげている。なお作者曰くラインハルト視点で物語を描写しようとするとネタバレ祭りになるらしい。 ◆トン(ガストン)・チン(ラチンス)・カン(カンバリー) 声 - 山本格(トン)、室元気(チン)、山下大輝(カン) 街中でスバルに絡んだチンピラ三人組。 紆余曲折を経てフェルト陣営に拾われ、陣営の下っ端としてこき使われている。 ◆クルシュ陣営 ◆クルシュ・カルステン 声 – 井口裕香 ルグニカ王国の次代の王を決める王選の候補者であり、最有力候補。深緑の髪を背中の真ん中ほどまで伸ばし、ひとつに束ねた凛々しい女性。 若くしてルグニカ王国カルステン公爵家当主の肩書きを父親から継いだ男装の麗人。非常に実直で高潔な人物で、自分にも他者にも厳しい姿勢と、正しくあることを追及する。 文武双方に優れた才覚を持ち、人の上に立てるカリスマ性も持つが、一方でどこか天然の気もある。 騎士はフェリス。付き合いは幼少の頃からで、強い信頼関係にある。 ◆フェリス(フェリックス・アーガイル) 声 – 堀江由衣 王選候補であるクルシュの騎士。フリフリの衣装に愛らしい仕草、そして頭には柔らかなネコミミの男の娘。 作中世界屈指の治癒魔法の使い手であり、その治癒術師としての腕を活かし、王国中の難病・重傷者を治療して回っている。 その見た目に合った愛嬌のある性格だが、どこか飄々とした雰囲気も纏っている。 天然の気があるクルシュをからかうこともあるが、彼女に向ける忠誠心は本物で、彼女を侮辱する相手には容赦しない。 態度に現すことはあまりないが、これまでに多くの人間の生死にかかわってきた経験上人の生き方に関してはかなりシビアな価値観をもっている。 なお、スバルを女性的な言動でからかったりもするが、彼自身の性的嗜好はおそらくノーマル。 ◆ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア 声 – 堀内賢雄/石川界人(青年期) クルシュの従者の一人。色の抜け落ちた白い髪の老紳士。 かつては剣鬼の名で国中に知られた人物であり、その剣の腕前は今でも衰えておらず、加護や魔法の才覚を持っていないにもかかわらず作中トップクラスの強さを持つ。 穏やかで懐の大きい性格だが、厳しくすべき時は厳しく接する好々爺。 妻は先代剣聖のテレシア・ヴァン・アストレアであり、ラインハルトは彼の孫にあたる。 妻の仇討のため白鯨を追っていた。 スバルの活躍で白鯨を倒せたことを恩義に思っている。 ◆アナスタシア陣営 ◆アナスタシア・ホーシン 声 – 植田佳奈 ルグニカ王国王位候補者の一人。薄紫の柔らかな髪と、顔立ちに幼さを残した可憐な少女。 外見とは裏腹に隣国カララギの大商会を率いる若き商人であり、ルグニカ王国の財政改革をメインに掲げている。商人らしく打算的で、自分の利益に執着する守銭奴体質で、勝負所を見逃さない豪胆さも持ち合わせている。 一方で、人情家で義理堅い一面もある。 自分の国を手に入れることが夢であり、そのために王選に参加した。 ◆ユリウス・ユークリウス 声 – 江口拓也 王選候補であるアナスタシアの騎士。丁寧に整えられた、濃い紫色の髪をした美青年。 ルグニカでも有数の資産家貴族であるユークリウス家の長子で、幼い頃より近衛騎士として王国の剣となるよう英才教育を施されてきた血筋からのエリート。近衛騎士団に所属し、数ある騎士の中でも『最優の騎士』とされる優秀な人物。騎士という立場に強い誇りを持っているが、少々キザで皮肉屋な一面も持ち合わせている。 思慮深い性格だが良くも悪くも自分にも他人にも厳しすぎる性格をしている。 ラインハルトとは騎士団入団前からの友人であり、フェリスとも友人。 スバルとは出会い方こそ最悪であったが、実は昔のユリウスはスバルと似たような面があったそうで、彼との仲を取り持とうとするフェリスの働きかけや、スバルが中心となって成し遂げたとある偉業を聞いてユリウスが彼を見直したこともあり、 口でのやりとりはお互いを嫌い合うようなものでありながら信頼関係を徐々に結んでいき、最終的にはスバルを「我が友」と呼ぶようになった。 ◆リカード・ウェルキン 声 – 乃村健次 アナスタシア陣営の擁する傭兵団「鉄の牙」の団長。 褐色の短い体毛を生やした犬の獣人。 戦闘では大きな鉈を用いる。 アナスタシアとは陣営結成前からの仲間であり、アナスタシアの幼少期の保護者的な立ち位置にいた。 豪快で大雑把だが情に厚い性格をしている。 ◆ミミ、ヘータロー、ティビー・パールバトン三姉弟 声 – 藤井ゆきよ(ミミ)、潘めぐみ(ヘータロー)、下和田ヒロキ(ティビー) 傭兵団「鉄の牙」の副団長を務める、奔放な長女ミミ、大人しめな次男ヘータロー、理知的でしっかり者の三男ティビーの三姉弟。 特にミミは作者からも「作中でぶっちぎりになんの裏表もない安全人物」と言われている。 オレンジ色の体毛をした、猫の獣人。 傭兵団の副団長を務めるだけあっって、その可愛らしい見た目に反して実力は高い。 『三分の加護』を持ち、3人でダメージをシェアし、肩代わりすることができる。 ◆プリシラ陣営 ◆プリシラ・バーリエル 声 - 田村ゆかり ルグニカ王国王位候補者の一人。 橙色の背に届く程度の髪をバレッタで一つに束ねた、血のように赤い瞳をした少女。作中登場人物の中で一番胸が大きい。 『世界は自分に都合のいいようにできている』と公言してはばからない傲岸不遜、大胆不敵な言動と自分勝手な性格が特徴的だが、 並外れた豪運の持ち主であることは事実で、彼女が言うとおり、彼女が関わった事柄は全て彼女の都合の良いように回ってきたという。 それを示すかのごとく、これまでに彼女と結ばれた男はみな彼女に財産を残して変死を遂げており、『血染めの花嫁』の異名を持つ。 ◆アル(アルデバラン) 声 – 藤原啓治/関智一(アプリLostinmemories) 王選候補であるプリシラの騎士。年齢は30代後半。 首から下は普通の町人風の格好であるにもかかわらず、漆黒のフルヘルムで頭部を覆った異様な風貌をしている。 これまでに幾多の死線をくぐってきており、フルヘルムは顔に負った傷を隠すためのものである。 軽薄な言動におちゃらけた態度をとるが、時折シビアな言葉を投げかけることもあるなど、何を考えているのかわからない。王候補であるプリシラに仕える騎士の立場だが、彼にもプリシラにもそういった認識は薄い。 剣や魔法の才覚は凡庸なものだが、相手の裏を掻き、意表を突く戦術を得意としており、手堅い戦いを見せる。 その正体はスバルと同様に日本から異世界に召喚された人間の一人。18年前にこの世界へとやってきた。また、『死に戻り』ないしはそれに類する能力を持つことが示唆されている。 ◆敵 ◆エルザ・グランヒルテ 声 – 能登麻美子 フェルトにエミリアから徽章を盗むよう依頼した人物。 一周目と二周目でスバルを殺した張本人。 腰に届くほどの黒髪と透き通るほど白い肌、青少年には目に毒なナイスバディを持ちながら、露出度の激しい服を着た妖艶な美女。 彼女もまた何者かに雇われている。 その正体は王都で“腸狩り”の異名をとった傭兵。 二振りのククリナイフに似た形状の刃物を獲物とし、異常な身軽さと独特の戦闘センスでトリッキーに戦う。 作中でも屈指の実力者で、ラインハルトとも多少は渡り合えるだけの戦闘能力を持つ。 また、嗜虐趣味の持ち主で、人を殺すこと…というか人の腸に触れることに強い快感を覚える危険人物でもある。 ◆メィリィ・ポートルート 声 – 鈴木絵理 2章の黒幕で“魔獣使い”の異名を持つ殺し屋。エルザの妹分。 生まれつき『魔操の加護』を持ち、その力で魔獣を操ることができる。 村の子供達の中に紛れ込む形でアーラム村に潜入し、魔獣「ウルガルム」によってロズワール邸の面々の暗殺を図った。 ◆ペテルギウス・ロマネコンティ 声 - 松岡禎丞 魔女教の幹部である大罪司教『怠惰』担当。 深緑の髪を眉の長さで切り揃えて、虫のように無感情な目をした痩せぎすの人物。首を傾け、腰を曲げ、奇態な体勢で話すことを好む。 話し方、態度、言動すべてが紛うことなき狂人であり、人の命や尊厳を奪うことを何とも思わないどころか、そこに喜びすら見出す。 デスという語尾を多用する非常に特徴的なしゃべり方をする。 『怠惰』を担当するが本人は『怠惰』を嫌っており、魔女教の被害の中の半数は彼によるものと言われるほど積極的に活動している。 何者にも見えないにもかかわらず手足を引きちぎるだけの力を持った「見えざる手」と、相手の心身を蝕む「怠惰」の初見殺し能力を持つ。 ◇用語 ◆『死に戻り』 主人公のスバルが持つ能力。 自分の死亡と共に、自分の記憶以外の時間を全て巻き戻す。いわゆるタイムリープの能力。 任意では一切発動できないため、やり直しを望んでも一度は死の苦痛や断末魔を味わわなければならない。 セーブポイントのような死に戻りの基準点があり、死んだ際はそこで復活するが、オートセーブのようで、スバルの任意で決めることはできない。 基準点は長時間生きながらえることができれば別の時点に更新される。基準点がどのようにして決まるのかは不明瞭。 死に戻った後のスバル以外の人間は前の世界線の記憶は一切持っていない。 また、『死に戻り』の能力や、この能力によって得た情報を他人に話そうとするとまるで黒い霧のような謎のビジョンとともに、激痛と麻痺がスバルを襲う。そのため、スバルはこの能力や自身の事情について他人には一切話すことができないでいる。 これらの理由から、スバルはもしも前の世界線での誰かや自分の死の結末を覆したいのであれば、自分ひとりでどうすれば良いのかを考えて行動するしかない。 後述する嫉妬の魔女と何らかのつながりがあることが示唆されている。 ◆親竜王国ルグニカ スバルが召喚された異世界の国家。この物語の主要な舞台。 いわゆる中世ファンタジー世界のような感じで、人間だけでなく獣人や亜人も暮らしている。 竜と盟約を結んだ王族の先祖が建国したと伝えられている。 病によって王とその世継ぎが相次いで死去したため王不在の状態になっており、国中から選ばれた「王候補」の中から王を選出する運びとなっている。 ◆嫉妬の魔女『サテラ』 かつて存在した大罪の名を冠する六人の魔女を全て喰らい、世界の半分を滅ぼしたと伝えられている、異世界では口にすることすら禁忌とされている存在。 現実世界のドイツのこの人やハリー・ポッターのあの人のようなもの。 竜と英雄と賢者の力を持って封印させられたという話と、彼女は銀髪のハーフエルフであったという話が伝わっている。 ◆マナ いわゆるMP。 この世界の魔法使い等は、周囲のマナを体内に取り込んで、いわば自らの糧とした後に、体内にあるマナを、ゲートと呼ばれる身体機関を通して用いることで魔法を使う。 ゲートからマナを吸う量にも資質があり、使用の効率性だけでなく、マナの支配圏の争奪戦も戦いの結果や魔法の質を左右する。 マナは生命活動の源であるため、使用しすぎると体が著しく衰弱し、完全に枯渇すれば廃人と化す。 ◆精霊使い エミリアのように、精霊の力を借りて術を行使する存在。 精霊と契約すれば当人の資質は関係なく精霊使いとなれるが、強力な精霊になればなるほど術者が支払うマナなどの代償は重くなる。 魔法使いと違う点は、術の行使に自身のマナでなく、大気中のマナを消費する点と、精霊自身も実体化することで精霊使いと同じように術を行使できるという点。 敵からすれば術者と精霊の二体を同時に相手にしなければならないため、戦場では非常に厄介な存在と認識されている。 ◆魔女教 『嫉妬の魔女』を崇める狂信者集団。本作最大の敵。 『嫉妬』を除いた大罪の名を冠する六人の大罪司教と呼ばれる幹部がいる。 神出鬼没で一切が謎に包まれているが、現れるたびに甚大な被害を生み出す惨劇を引き起こしてきた。そのためルグニカをはじめとした各国で恐れられており、騎士団には即時滅殺の掟まである。 嫉妬の魔女が作中世界で非常に恐れられ、忌み嫌われているのは彼らの存在によるところも大きい。 ◆IFルート ナツキ・スバルやレムが本編とは異なる選択を選んだ場合に生まれる「もしも」の世界を描いた物語。 毎年、エイプリルフール(余談だがスバルの誕生日も同じ4月1日である)に1話完結の話がweb版に投稿される。レムとスバルが結ばれ家庭を築いたルートもあればスバルが闇堕ちしてしまうルートもある。単発の話でありながら完成度は非常に高く、IFルートのファンも多い。本編を読んだうえで読むとより楽しむことができるだろう。 ◇アニメ 2016年4月よりテレビ東京系の一部局でテレビアニメが放送開始。 制作は「Steins;Gate」や「ご注文はうさぎですか?」を手掛けたWHITE FOX。 第1話は1時間スペシャルで放送された。 2クール全25話。 プロデューサーの田中翔氏によれば、本作のアニメは毎話ごとにいかに盛り上がりと次週に向けての引きを作るかということにこだわっているとのこと。 また、第1話は物語の構成上どうしてもあそこまで見せないと魅力を伝えられないという理由で、少々無理をして1時間スペシャルにしたという。 その後もOP・EDの時間を削って尺ギリギリまで話を詰め込むなど、放送中にも「無理」を度々通している。 果ては次回予告の時間まで削っており、本作の次回予告は各動画サイトでの限定公開になっている。 本編から切り離されているのをいいことに次回予告は全力でふざけており、予告らしいことはまるで言わない。 13話以降では「作者の友人」として他のラノベ作家が予告を担当している。特にこのすば作者の18話予告はひどいと評判。 その盛り上がりは、作品自体のターニングポイントになる第18話でピークを迎えるよう計算されており、 田中Pは「主人公がウザいのは仕様」「第18話以前のスバルには共感しないでほしい」と結構ヒドい発言をしている。 果ては、「最低で、最高で、絶望で、希望で、そして・・・心灼く25分45秒が始まる」と銘打ち、 都内の駅に第18話のためだけの広告を貼り出すという前代未聞のプロモーションが行われた。 ネットでの一部ではOPが逆再生してもきちんと映像として成り立つということが話題になった。 このことについては、最初と最後がつながるような絵コンテを切ってもらったが、映像として成り立っていること自体は偶然だということである。 ただし尺の都合上通常のOP・EDが流れる回が驚くほど少なかったりもする。 2018年10月にOVA第1弾「MemorySnow」が劇場上映され、後に新編集版でEXTRA11.5話として放送された。 2019年11月にOVA第2弾「氷結の絆」を公開。 2020年1月に第1期に新規カットの追加及び一部台詞を再録して再編集した「新編集版」を1時間枠で放送。 新編集版・第2期はTOKYO MX・BS11を中心とした放送形態に変更され、地上波で視聴可能なエリアにも変化が見られたが、 BS11を視聴できる環境なら全国各地で視聴できるようになった。 そして2020年4月より待望の第2期が放送開始。 ………されるはずだったが、新型コロナウイルスの影響により製作スケジュールが大幅に遅れた為2020年7月に延期になった。 延期との関連は不明であるが、分割2クールでの放送となり、2クール目は2021年1月からの放送。 各話の構成は第1期を踏襲しているが、第29話では遂にCMもカットされ、通常のEDを含めて29分30秒の本編を放送した。 2期は1期以上に通常のOP・EDが流れる回が少なく、CMもカットされるようになり、特に2クール目以降はほとんどの話数が本編29分30秒というとんでもないことをしている。 AnimeJapan2023にて第3期の製作決定が発表された。 追記・修正は死を越えてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-03-18 12 39 01) もうすぐ新作OVAが出るけど、そのままの勢いで2期やってくれんかな -- 名無しさん (2017-11-23 22 02 31) 今更新分まで読み終わったけど、一番絶望する場所で切られてしまった -- 名無しさん (2018-03-17 21 08 09) 祝! 二期決定!! -- 名無しさん (2019-03-23 20 25 41) ただの俺TUEEE系だと思って読み始めると後悔する作品。良い意味でも悪い意味でも。めちゃくちゃ面白いけどハードすぎてめちゃくちゃカロリー使う -- 名無しさん (2019-07-08 00 26 13) 境界の彼方関連のようつべで過去のアニメと比較してこれ叩く奴見かけた時はイラっと来た。16年はこれしか良いの無いとか言う奴いたけどジョジョとかプリヤとか他にも色々良いのあっただろ。昔のアニメの方がレベルがどうのとか言ってる奴もいたけど、こういう事言う奴ってそのアニメの肩書が好きなだけなのと単にリゼロとかが自分にあってなかっただけってのがはっきりわかんだよね。 -- 名無しさん (2019-09-02 11 42 01) ↑ ハルヒとかクラナドと比較してる馬鹿いたけど、これも普通にそれらと対して変わりないってか遜色ない出来だと思うんだがな。 俺は異世界物には抵抗ある方だけど、これとこのすばは素直に楽しめた。 -- 名無しさん (2019-09-02 11 49 39) 時代とかその辺の違いはあるかもしれないけど、ドラマ性においてハルヒ、クラナド、ギアス以下は無いと思うわ。原作アニメ共に結構作りこまれているのに。 -- 名無しさん (2019-09-02 11 57 01) なろう系が氾濫した今になって思うと主人公が全く強くない、それどころか凄まじく無様を晒す、っていうなろうの人気作と真逆の作風なのになろうで人気が出たって凄いと思う -- 名無しさん (2019-09-02 12 46 29) 最新話でこれまでの不気味で歪んだ印象だったシャウラのイメージが一気に塗り変わったわ。やっぱこの作品すごいと思う -- 名無しさん (2019-09-03 20 30 23) ↑2なろう系は好きではないけど、これとこのすばは例外。特にバルスの愛する人の為に必死に戦う姿は決して過去のアニメと比較して劣ってるものとは思えないし、諦めかける事もあるけどアニメ18話のように自分がやってきた事が良い意味でお返しされることもあるからこの作品凄く好感持てるわ。 -- 名無しさん (2019-09-10 14 53 42) ハルヒとかクラナドとかと比較してこの作品叩いてる奴はそもそも面白さのベクトルが違う時点で比較する必要ないだろ -- 名無しさん (2019-09-20 14 38 20) そんな人いるのか -- 名無しさん (2019-09-20 16 16 00) 記事の構成は面白いけど、読みにくいのどうにかならないのかなぁ -- 名無しさん (2019-09-28 00 06 48) youtubeでこの作品を過去のアニメと比較して侮辱する奴いたの見かけた時はイラっときた -- 名無しさん (2020-03-15 19 15 06) 無印の「ゼロから始める異世界生活」があって、それの続編か何かだと思ってたから、本放送当時は「無印を見てないから(当たり前だ。そんなものは存在しないのだから)これも見なくて良いや」とスルーしてた。 -- 名無しさん (2020-03-16 17 21 47) 初期のスバルはアッパー系のコミュ障 ふざけた態度を取って虚勢を張らないと他人とまともに接する事ができない そのため学校で孤立して不登校児になったのでスバル本人にしたら「コミュ力0」は謙遜でも何でも無く事実 -- 名無しさん (2020-04-07 22 09 01) フェリスはweb版だと割と冷酷なところがある 書籍版とアニメ版では、かなり優しい性格に変更されてる -- 名無しさん (2020-04-11 06 23 02) 境界の彼方ってもっと古い作品だと思ってたけどあれも16年だったっけ?同じエスマ文庫のファントムワールドと間違えてない? -- 名無しさん (2020-04-23 20 44 18) ラインハルトとフェルトコンビが準主役級のポジションかと思いきや意外に出番が少ないので驚いた。ラインハルトの心理描写を敢えてしないようにしてるって事は、何かとてつもない秘密があるのか…? -- 名無しさん (2020-09-01 22 47 33) ↑ラインハルトの強さは異常だし、望んだ加護が即座に宿るのも謎だし、間違いなく何かあるだろうな -- 名無しさん (2020-09-27 13 00 49) エキドナが意味わからなくて怖いわ -- 名無しさん (2020-09-27 13 05 53) ↑エキドナは、目的が知的欲求と好奇心なのを除けば、まどマギのキュウベエに近い精神性だよ 他人の感情が理解できないのも、嘘はつかないが都合の悪い事は隠し、盛大に詭弁と欺瞞を用いて他人を誘導し思い通りにしようとする手口もキュウベエと同じだ ただキュウベエに比べたらエキドナには感情がある 嫉妬の魔女への憎悪や他の魔女への友情は本物(それすら自分の知的欲求と好奇心のためなら利用するが) -- 名無しさん (2020-10-10 05 46 50) ついに第6章完結。 -- 名無しさん (2020-11-06 14 09 11) ドナは自我死んでるからもう本来の自分を気がついたら失っていた印象。加えて死んでも未だ魔女としての部分に囚われてる辺りかなり不幸。何より「本心」が死んでしまったからもう言葉の一つ一つ全てが自分から見ても中身の無いもんになった。要は衝動だけの心 -- 名無しさん (2020-11-10 12 18 51) マグサリオン「悪はどこだ?屑はどこだ?全員殺し尽くす、邪魔する奴等も同じく死ね、俺に仲間などいらん」 -- 名無しさん (2021-05-05 17 32 21) 誰だよ無関係なキャライラね -- 名無しさん (2021-05-05 17 39 30) ロズワールとかガーフィールの項目あってもいいと思う -- 名無しさん (2021-06-29 16 28 19) ↑4エキドナの自我が死んでるって、どこ情報だよ? 原作を読む限り、エキドナは記憶も自我もしっかり残ってるぞ 原作では新しい肉体も得て、楽しくやってる 襟ドナと分離したから情愛を失った説はあるけどな -- 名無しさん (2021-09-14 21 19 28) 魔女関係とか大罪司教関係は作者のaskとかが絡み合って複雑なんだよな。二重人格や精神汚染を否定するような発言もちらほらあるし現状だとようわからん -- 名無しさん (2021-12-06 00 38 03) ずっと生死不明だったゴズさんが生きててよかった -- 名無しさん (2022-12-24 15 12 52) パチスロの方も未だに大人気(一回の当たりで稼げる玉数がデカイ) -- 名無しさん (2023-05-13 17 11 23) アルの素性はスピンクスと同じでエキドナの被造物なのかな? スバルのコピーか、フリューゲルのコピーか そもそもスバルとフリューゲルの関係も謎だけど -- 名無しさん (2024-05-18 19 13 14) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/isekaikouryu/pages/1508.html
異世界風の作物もあれば昔に地球から伝わったのもあるというのは面白い -- (としあき) 2013-07-26 21 14 59 異世界だからと言って作物も適当自然任せではなく研鑽と試行を繰り返して成果を得ているのだと思いました。片や自然の恵みとして生えるそのままを扱うこともあるのだなとも -- (名無しさん) 2016-11-27 16 32 47
https://w.atwiki.jp/narou_matome/pages/578.html
書籍情報 あらすじ 既刊一覧 関連リンク 書籍情報 タイトル 巻き込まれて異世界転移する奴は、大抵チート 著者 海東方舟 イラスト かぼちゃ 出版社 宝島社 レーベル 宝島社 Nコード N7747CA 連載開始 2014年 03月28日 備考 第三回なろうコン大賞受賞 あらすじ ある日の昼休み、突然4人(超絶イケメン×2、超絶美少女×2)の友人とともに剣と魔術の異世界へと転移されてしまった男子高校生・小鳥遊強斎(たかなしきょうさい)。 彼らを召喚した時空魔術師である異世界の王女によれば、この世界を救うため、「勇者」として魔王を倒してほしいとのこと。 突然のことに面食らう友人4人をよそに「テンプレじゃん」とひとり余裕の表情の強斎だったが……ここで王女から驚愕の事実が告げられる! 「――勇者様は4人のはずですが?」 “間違って異世界に召喚されてしまった男”強斎の運命やいかに!? 勇者でもない奴がチートでハーレムで俺TUEEEEする“超”王道(?)ファンタジーがここに開幕! 既刊一覧 タイトル 発売日 分類 ISBN 値段 詳細ページ ストア ランキングデータ 巻き込まれて異世界転移する奴は、大抵チート 2015年 10月07日 一般書 978-4-8002-4692-9 1,200円 宝島社 Amazon honto 書籍データ 巻き込まれて異世界転移する奴は、大抵チート 2 2016年 02月08日 一般書 978-4-8002-5140-4 1,200円 宝島社 Amazon honto 書籍データ 関連リンク Web版 「巻き込まれて異世界転移する奴は、大抵チート」 特設サイト 巻き込まれて異世界転移する奴は、大抵チート
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/45035.html
登録日:2020/05/18 Mon 07 25 00 更新日:2023/06/14 Wed 11 01 13NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 Arcadia ファンタジア文庫 ライトノベル 喫茶店 富士見ファンタジア文庫 放課後は、異世界喫茶でコーヒーを 異世界転移 風見鶏 レーベル ファンタジア文庫 著者 風見鶏 イラスト u介 概要 小説投稿サイト「Arcadia」に投稿された『異世界に来たけど至って普通に喫茶店とかやってますが何か問題でも?』を改題・書籍化した作品。全6巻。1巻のあとがきによれば、作者が投稿を始めたのは1巻が出る8年前のことだったという。 原作1巻を基にした蔦屋空による漫画版も存在する。全1巻。 あらすじ 魔法の息吹がかかったアイテムや食物が産出される『迷宮』。これを中心に栄える迷宮都市の外れに佇む一軒の喫茶店では、この異世界で唯一コーヒーが飲める。現代からやってきた高校生店主ユウが切り盛りするこの店には、コーヒーの芳ばしい香りにつられて、今日も喫茶店グルメを求めるエルフやドワーフ、冒険者たち、そして街の有力者までもが”常連”として足を運ぶ。 近所にある魔術学園に通う少女リナリアもそのひとり。まだ、コーヒーは甘くしないと飲めないけど、ユウがいるこの店の雰囲気がお気に入り。でも、ライバルの女の子たちは他にもいて? 恋のスパイスが効いたおいしい物語を異世界喫茶からお届け。 (1巻あらすじより) 登場人物 〇主要人物 「コーヒーをご存じない?それはいけませんね。いま大流行のコーヒーを知らないとは。是非とも試してください」 ●ユウ・クロサワ 主人公。本作は彼の視点で描かれる。 ある日突然異世界の迷宮に迷い込んでしまった少年。 祖父の代から続く喫茶店を手伝っていた経験からコーヒーを淹れることと料理が得意で、本人もコーヒーが大好き。 生活の糧を得るため、保護してくれた老人から譲られた酒場を改装して喫茶店を始めた(*1)。 少しずつ常連は増えているのだが、肝心のコーヒーが異世界人にとっては未知の飲料なのでウケが悪く、料理を求める客の方が多いことを残念に感じている。 喫茶店を「安心できる場所」にしたいという思いから、必要以上に客を詮索しないように心掛けている。 1巻の時点では異世界に馴染み切ってしまうと帰れなくなるのではないかという恐怖心から必要最低限の外出しかせず、店にほとんど引き籠っていた。 しかし異世界の常識を学ぼうとしなかったことが原因でリナリアを傷つけてしまい、その反省から2巻以降は少しずつ周囲と関わるようになっていく。 「あれを好んで飲める人とは分かり合えないと思うの、私」 ●リナリア・リーフォント メインヒロイン。 アーリアル魔術学院の生徒。市民の出でありながら、とある目的のために並外れた努力を積んで首席にまで上り詰めた才媛。 喫茶店の前でユウと出会ったことがきっかけで常連となった。 コーヒーは苦手だが甘めに作ったカフェ・オ・レとユウの作る料理は好き。 貴族の多い学園内や学生寮では悪目立ちしてしまい居心地が悪いため、安心して勉強ができる場所を求めて毎日のように喫茶店にやってくる。 そうこうするうちにユウに惹かれつつあるが、男女の機微に疎いユウに呆れたり怒ったりすることも多い。 「さすがリナリアさん。この深い味わいを理解されているのですね」 ●アイナレーナ リナリアのクラスメート。 貴族の令嬢だが他人を身分の違いで差別することはない。 自分が全力を尽くしても勝つことのできなかったリナリアに敬意を抱いているが、行き過ぎて同性愛じみた感情にまで至ってしまっている。 リナリアお気に入りの店ということで喫茶店に訪れるようになり、後にユウが間を取り持ったことでリナリアと友人になることができた。 リナリアと違いコーヒーは好き。 ユウのことは友人だと思っているが全く意識していないわけではなく、諸事情でリナリアが不在だった5巻では事実上のヒロインとなっている。 〇常連客 「逃げたんじゃないわい。ちょっと息抜きをしに来ただけじゃ」 ●ゴル爺 詳細不明の老人。ゴル爺という名前すらもユウが勝手に呼んでいるだけである。 それなりに責任ある立場にいる人物のようだが、毎日のように仕事から逃げ出しては喫茶店に来店し、秘書が時間を見計らって呼びに来るというパターンが確立されている。 普段は女好きの駄目老人であるが、ユウが問題を抱えているときは人生の先達として助言を送ることもある。 「これは、間違いなく、私の全ての先にある料理だった。素晴らしい」 ●コルレオーネ 裏街を仕切り、治安を維持しているコルレオーネ一家のボス。見た目は可愛いうさぎの獣人だが、声と性格は渋くダンディー。 常に狼の獣人の従者を連れている。 大の美食家で、変わった料理を出す店の噂を聞きつけて喫茶店に来店。そこでユウが作ったミートソーススパゲッティを気に入ったことで常連客となった。 「……ユウは、勝手にどこか行っちゃ……ダメ、だからね……」 ●ノルトリ アーリアル魔術学園に通う獣人の少女。10歳。 大のサボり魔で、よく授業をサボって来店する。 その際は窓際の奥から二番目の定位置に座り、カウンターに突っ伏して面倒くさそうにしていることが多い。温めのカフェ・オ・レが好き。 ユウを異性として意識している節があり、母親によると家ではいつもユウの話をしているらしい。 ユウの事情は知らないが、彼がどこかに帰りたがっていることは何となく察している。 「やっぱりマスターのコーヒーが一番だね」 ●アルベル 迷宮で生計を立てている冒険者。 まるでモデルや女優のような美貌の持ち主。 冒険者の上位に位置する実力者として後進の育成にもあたっている。 異世界人では珍しいコーヒー愛好家。 迷宮に潜っている間はコーヒーが飲めないため、休養日になるとコーヒーを求めて来店する。 低温抽出して酸味や風味を生かしたコーヒーが好み。 漫画版ではページ数の都合でエピソードがカットされ、背景にわずかに登場しただけになってしまった。 「ところでユウよ、早くおかわりをくれぬか。我はもう堪えきれそうにないぞ」 ●ファルーバ 竜族の男性。恐妻家。 ユウの前では本来の竜の姿でいるが、他の客が来ると大柄な男性の姿に変身する。 種族の違いから人間の常識に疎く、握り拳大の宝石でコーヒー代を支払おうとするなどしてユウを驚かせることがある。 初めて来店した時以来コーヒー中毒気味で、ユウが両手で持つような特大カップのコーヒーを何杯も飲んでいく。 高温抽出してコクと苦みを強くしたコーヒーが好み。 アルベルとはコーヒーの好みについて激論を交わす関係である。 だから、僕の担当は追記・修正なんです ここには戦いはありませんし、時間制限もありません いくらでも追記していいし、時間の使い方は自由です ここで追記して、修正して、記事を更新したら旅立っていく そういう場所がひとつくらいあったっていいと思いませんか △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 1巻のそれぞれは全く関係のない他愛もない喫茶店のやりとりが最後の最後でかちっと嵌まっていくのはまさに伏線の妙って感じ。あとTKGに対する拘りの話とか地味に好き -- 名無しさん (2020-05-18 15 42 24) ファンタジアとMFで出た作品は結構自分的にハマるのが多いけどこれもそうだった。皆もマイナーとか新作発掘、しよう! -- 名無しさん (2020-05-19 02 04 03) 違反コメント及びそれに触れるコメントを削除しました -- 名無しさん (2020-05-19 13 22 17) 読み切りの漫画版は雰囲気出てて良かった、単行本出てくれたのもよかった -- 名無しさん (2020-05-19 20 07 40) 名前 コメント